島田紳助「”自分の能力”と”世の中の流れ”もわからずにどんなに悩んだって、それは無駄な努力です。」

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こんにちは、やぎペーです。

みなさんこの本を読んだことがあるでしょうか。

島田紳助さんが若手芸人に向かって、どうすれば売れることができるのかを解説している本です。

なぜ自分コンパスでこの本を紹介するかと言うと、島田紳助さんが成功するために自己理解が重要であることを中でたくさん語っているから。

本の中身を引用しながら、読んだ感想を才能研究家の視点で解説していきます。

 

 

 

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成果=才能×努力。才能があっても努力の仕方が間違っていると成功しない

この世はすべて才能です。別に漫才に限らず、どんな仕事もね。そして才能は生まれ持ったもの。

今日の授業をどんなに熱心に聞いたって、僕の才能を君たちにあげることはできません。

だけど、努力の仕方を教えてあげることはできます。

例えば、才能に、通知表みたいに五段階あったとしましょう。

そして、努力にも。

もし、5の才能の人間が、5の努力をしたとしたら、5×5=25で最高の結果が出ます。

ただし、5の才能を持っていても、1の努力しかしなかったら、5×1=5でたいした結果が出ません。

そういう風に、「M-1グランプリ」の一回戦で落ちているような君たちのなかにも、ひょっとしたら、5の才能を持っているのにもかかわらず、努力の仕方が間違っているばっかりに、結果が出せない人がいるかもしれません。

あるいは、3しか才能がなくても、5の努力を知っていれば、もっと上に行くことができるはずです。だから今日は君たちに「努力の仕方」というものを教えようと思います。

才能がない分野で頑張るのは無駄だし、もし才能があっても努力のやり方が間違っていたら無駄になるということ。

以下の記事で書いた話と似ていると感じました。

 

結果は才能×努力で決まると言うのはシンプルで分かりやすい考え方ですね。

 

自分に似たタイプの人を研究していくことで、共通点が分かり、自分のお笑いパターンが見つかる

自分たちが誰を笑わせたいのか、どの世代のどんな人たちなのか、そのためにどんなネタをつくるのか、というのが、まず最初に考えるべきこと。

そのためには、とにかくたくさん漫才を観なくてはいけません。

たくさん漫才を観ていくうちに、笑いにはいろんな種類があるということがわかってくるだろうと思います。

そして、「面白い!」と思う漫才には大きく分けてふたつの種類があるということにも気付くはずです。

ひとつは「面白いけど、自分にはできないな」というもの。

もうひとつは「これ、俺と一緒だ」というもの。「これ、俺が友達を笑わす時のパターンだ」「普段、俺が人を笑わす時の喋り方だ」というね。

まず、前者はどんなに面白くても、自分にはできないんだからいくら研究してもしようがない。

それに対して、後者は自分の喋りのテンポや、オチの付け方のセンスが自分と近いはず。

たくさんのお笑い芸人がいる中で勝つためには、自分ができる笑いのパターンを見極めることが重要と言う話。

「お笑いの才能があるかないか」というざっくりとした考え方をするのではなく「お笑いというフィールドの中で自分の勝てる場所を探せ」ということなのでしょう。

 

 

だけど、「これ、俺と一緒だ」と思ったからといって、その一組の漫才を研究したって、それは、後追いだったりモノマネだったりにしかならないから駄目です。

すべきことは、「これ、俺と一緒だ」と思う漫才をいくつも発見していくこと。

どれも「これ、俺と一緒だ」という共通点はあっても、実際はそれぞれの漫才は違うはず。要するに、そのそれぞれの違う個性を結びつけているのは、見ている側の個性なんだから、「これ、俺と一緒だ」と思う漫才をいくつも発見していくことで、自分のやれること、やるべきことがはっきりしてくるというわけです。

ただ、1つの漫才を研究するだけでは足りない。

自分と同じタイプの複数の漫才を研究することで、その共通点を見つけることができて、自分のやれることがはっきりしてくる。

 

 

僕がよく言うのは、「X+Y」でものを考えろ、ということ。

「X」は自分の能力。自分は何ができるのか。これは自分にしかわからないのだから、自分自身と向き合って必死に探すしかありません。

「Y」は世の中の流れ。これまでどんなことがあって、いまどんな状況で、五年後十年後、それがどんな風に変わっていくのか。これは資料が揃っているんだから、研究することでわかってくるはずです。

この、「X」と「Y」がわかった時、初めて悩めばいい。「さて、俺は何をしよう」って。そこから、「どうしたら売れるんだろう」「そのためにはどういう笑いをつくったらいいんだろう」って考えを深めていったらいいんです。

「X」と「Y」もわからずにどんなに悩んだって、それは無駄な努力です。

  • X=自分の能力
  • Y=世の中の流れ

この両方がハマった時に初めて成功するということ。

これはほとんどの人が、「自分のやりたいことを貫く」か、「社会の流行に流される」かどっちかしか見ることができていないように思います。

 

自分のことを知って、世の中の流れを知って初めて自分の努力すべき方向が分かるというのは納得です。

シンプルな考え方でものすごく分かりやすいのはさすが紳助さん。

 

自分のやりたいことと、社会の求めていることを掛け合わせるikigaiの図の考え方とも共通点が多いなと感じました。

 

一発屋は、自分のやりたいことをやっていて偶然成功しただけ。

君たちは今、M-1グランプリの二回戦で落ちているような段階でしょう。

それは、何もわからずに漫才をしているからです。

ただ単に、「面白いことしようぜ」って。

もうちょっと考えていても、「何か新しいことしようぜ。ヨソがやっていないことしようぜ」止まりでしょう。

そんなことでウケるのは絶対無理。

たまたまウケることはあるでしょう。でも、それは所詮たまたま。しばらくしたら絶対潰れてしまいます。

なぜかといったら、公式がないから。学校のテストと一緒で、たまたま書いた数字が当たる時もあります。でも、公式を知らずに続けても、当て続けることはできません。

お笑いの世界でもいるでしょう、一発屋というのが。あれは、まさにそれ。公式がないから、どうして売れたのか自分でわかっていないから、一発で終わってしまう。

成功するのは、「X」と「Y」がぶつかった時。

「Y」は時代の流れだから、常に動いています。

一発屋は、何も考えずに自分のやれることをやり続ける。それが「X」ね。そうしたら、たまたま「Y」の方から「X」にぶつかってきた。一発屋はインパクトありますよ。バッチャーンと出会い頭で起こった衝突事故ですから。でも、それで終わりです。「Y」はすぐに動いていってしまうから。もって二、三年がいいところでしょうね。

売れ続けるには、常に「X」と「Y」がぶつかっていなければいけない。そのためには、動いていく「Y」に合わせて、「X」を変化させなければいけないんです。

一発屋が一発屋で終わるのは、自分がやれる「X」をひたすら続けているだけ。

だから社会の流れである「Y」が変化して2,3年で終わってしまう。

社会の変化に合わせて、自分も徐々に変化させていかないと売れ続けることはできない。

 

まとめ

  • 成果=才能×努力。才能があっても努力の仕方が間違っていると成功しない
  • 自分に似たタイプの人を研究していくことで、共通点が分かり、自分のお笑いパターンが見つかる
  • 自分ができることが分からずに悩んだって時間の無駄
  • 一発屋は、自分のやりたいことをやっていて偶然成功しただけ

お笑いの方法論について書かれた本書ですが、抽象的に語られているので、自分の仕事にも活かせる部分が多々見つかりました。

闇雲に努力してしまっているけれど、成果が出ていない人には自己理解の重要性が語られている本書は自分を見直すきっかけになるでしょう。

 

 

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